櫻井翔はたくさんの道を切り拓いてきた

 

Netflix見たよ、翔さん。

 

私は二宮担だけど、

今回のぼんぼや見てこれだけ嵐が人気になったこと、翔さんが文字通りのパイオニアであったことが少しだけ分かった気がした。

ノリでジャニーズ応募してくれてありがとう。

 

①アイドルとしてラップを書いてきた

翔さんは中1の頃からヒップホップが好きだったのだそう。

当時のジャニーズアイドルはひたすらキラキラ歌って踊ってた。

VERVALさんが、当時のマイナーだったヒップホップをお茶の間に広げてくれたって言ってたけど、もう私が見た頃の嵐は曲の中でラップやってるのが当たり前だった(なんなら私のジャニオタの入口KAT-TUNですから)。

当時翔さんがラップを書いていると知ったときものすごい衝撃を受けたのを覚えている。

でもその歌詞ひとつひとつが当時学生だった私の心には響いた。とても。(ピカダブとか素晴らしき世界とかRe(markable)大好きだった)

ジャニーズにラップという文化を取り入れていなかったら、今のジャニーズはないし、なんならKPOPもそういう文化なかったんじゃないかと思う。

KPOPの大きな事務所SM(東方神起とかいるところ)の社長さんはその昔ジャニーズに影響を受けていたと聞いたことがある。KPOPはグループに必ずと言っていい程ラッパーがいる。それは、辿れば翔さんの影響もあるのかなって。

アイドルが歌詞を書くというのも、KPOPでは主流になりつつあるが、VERVALさんの影響を受けて翔さんが自分の思いを歌詞に載せたいと言わなければこうはなってなかったかもしれない。

BTSは基本自分たちも曲作りに参加してるから、そのときの思いが聞けることがとても嬉しい。

アイドルって特殊な仕事。悩んで苦しんでそれでも光を求めて走り続ける彼らの心情が歌で分かる。共感して時に涙する。本当に音楽が好きと思える一因を翔さんが切り拓いてつくってくれたことに感謝しかない。

 

②ライブにC&Rを持ち込んだ

これね、嵐のLIVEに帰ってくると、やっぱり楽しいなって思う一因。

他のLIVEにもたくさんたくさん行った(絢香セカオワミスチルスピッツBTS、JUMP、サカナクション、フェスに出ていた数々のアーティスト…)

それぞれのアーティストさんやアイドルに求めてることは違う。でも一緒に騒いで盛り上がって元気になれるのは嵐だった。たくさんの魅せ方を知っていて実現してくれるのは嵐だった。

どのLIVEより分かりやすく盛り上がれる。多くの曲に多種類のC&Rがある。たくさんたくさん煽ってくれる。でも曲を聴いたりダンスで見せたり最新の技術を使ってステージを作ったりすることから手を抜かない。そのたくさんの手段の一つがC&Rだった。

ただ見て聴くだけじゃない嵐のLIVE。翔さんのやりたいことを取り入れてくれたおかげで、いつもいつも嵐のLIVEが一番楽しいよ。

 

③大卒アイドルマイク持ちペン持ちタイトル奪い取る

そんな翔さんはジャニーズ初の大卒アイドル。

たぶん無茶苦茶忙しかっただろうに、ちゃんと4年で卒業した。あんなに素敵な友達にたくさん出会って今も仲良くしていた。友達に自作CD作って渡して。坊っちゃん育ちのはずなのにやんちゃ翔さんだけど、やっぱり優しい人なんだなって嵐以外の場所を切り取っても感じた。

 

ジャニーズってマルチだなっていつも思ってたけど、ニュースキャスターというびっくり文化を取り入れたのも翔さんだった。おかげでいのちゃんは建築学科のことを生かしつつめざましに出てるし、あべちゃんはジャニーズとしてタブー視されてたクイズ番組に出まくっている。

 

アイドルがニュース番組をやるなんて誰が予想できただろうか。

 

 

そしてこの3つの道、翔さんの並々ならぬ努力でしっかり固めてきたからこそできたものだった。

歌詞の書き方をケツメイシさんに教わり、どんなに忙しくてもたくさんの新聞を読み…見えない努力の結晶だった。

 

 

みんな、人生のどこかで一回くらいは必ず夢を抱く。その夢を夢のまま終わらせなかった翔さん。それは本当に難しいことで、だからこそ翔さんの背中を追いかけ、応援する人たちに勇気を与える。